smileys〜京都と宇治と〜

namiusaです。 ライターをしています。 京都のこと、手作りしたもの、読んだ本… 日々のつれづれを記しています。

2010年04月

長谷川等伯展

今日は母と京都国立博物館で開催されている
「長谷川等伯」展に行ってきました〜!

等伯5


絶対混むはず! 早く行かなくちゃ!!
と心しておったのですが
今月は平日ずっと仕事三昧……。
今日やっと時間を作って
観に行くことができました。

少しでも並ぶ時間を短くするため
母と事前に作戦会議。

国立博物館のHPには日にちと時間帯で何分待ちになったかの
リストが発表されているので
それをよーーく見て
朝イチ、午後イチよりも、午後2時や3時以降が
まだ比較的空いていることを確認して
午後2時に行くことにしました。

そしてちょうど2時到着。
はい、110分待ち〜!!
ひえええ。

等伯2


ううむ。
今週くらいから
さらに混み出しているのかも知れません。

イチかバチかにかけて
向かいのホテルでお茶をして
午後3時に並び出すことにしました。

しかし、この時点でも変わらず110分待ちで
国立博物館のお庭は人、人、人。
敷地内の西の端にある最後尾に並びました。

等伯3


ひええ。
博物館の敷地で
こんなはじっこまで来たことないっす。
ロダンの「考える人」も間近ではじめてみたわあ。

等伯4

でっかいのねえ……。

かなり覚悟を決めて並びましたが
意外にさくさくと列は進んで
並び出してからちょうど1時間後に
入館できました。やれやれ。

今回のわたしの一番の目的は
このポスターの左の絵。
国宝「松林図屏風」です。

等伯1


右っかわの金碧画は
ふだん国立博物館の近所にある
智積院ですぐ観ることができますが
(しかも人が少なく、ガラスケースも無しで)
左の水墨画は東京の国立博物館所蔵なので
なかなかお目にかかれないのです。

日本水墨画の最高峰と呼ばれる作品だけあって
ほんとうに素晴らしかったです〜。
可能な限り最小限の筆で
本当に霧の中に迷い込んだみたいな世界が描かれていて
どれだけ観ていても
見飽きることの無い
ずうっと眺めていたいような水墨画でした。

近くで観たり、少し離れてみたり
なかなか絵から離れられませんでした。
遠くから全体像も観てみたかったのですが
人だらけでそれは無理でした(笑)

それとものすごく巨大な本法寺の涅槃図!!
これも実物を観ることができて感動でした。
博物館の天井の高さより大きいので
途中から寝かせて展示してあったんですよ〜
大きいとは聞いていましたが
ここまでとは〜!!!

これが公開されると
京都の人はこぞって見に行ったそうですが
「わかるわ〜これは見にいくわ〜」
という感じです。

動物も愛らしいし、見応えあるし
すごく良かったです。

あと住職に「いらん」って言われたのに
留守の間にあがりこんで一気に描いたという
三玄院のふすま絵(今は高台寺圓徳院所蔵)
も良かったし
智積院のを含む、すべての金碧画も良かったです。

等伯って
仏画も水墨画も金碧画も天井画も大曼荼羅も
ホントに何でもござれ。

その画風の幅広さを観ていて
ピカソのことを思い出しました。

パリのピカソ美術館でピカソのデッサンや作品を観たときも
その量と節操の無いくらい幅広い画風に圧倒されて
「ピカソ様、あなたが天才だってことは
よーーく分かりました!!」
という気分になったんですが
今日もそんな気分になりました。

なんでも上手に器用にこなすところや
圧倒的なエネルギー
長生きだったとこも似ているかも……。

というわけで
人が多いことをのぞけば大満足の展覧会でした(笑)

見終わって
絵はがきを買って(これまた激混みで命がけ)
博物館を出たのがちょうど午後6時
3時間!!
お疲れさまでした。

こんなこともあろうかと
夕飯をすでに作り置いてきていた母と
ゆっくりお茶して帰りました。
一刻も早く座りたかったのです(笑)

は〜……ヘトヘト〜










津田さんのロールケーキ

10年くらい前からずうっと気になっていた
「幻のロールケーキ」を
ついに食べることができました。

津田陽子さんの「フロール」です。

もはや伝説になっているこのロールケーキは
津田さんのお店「ミディ・アプレミディ」で
毎月1日に予約をして受け取りに行く方式で販売されています。
(高島屋でも「ついたちフロール」といって
毎月1日に注文できるみたいです)

大きさはどれくらいか分かりませんが
1本3300円するそうで
それでもあまりの美味しさに
電話がなかなか繋がらなくて
あっという間に売り切れちゃうのだとか。

うーん、すごいですねえ……。
色んな意味で。

「食べたいけどそんなの無理〜」
というヒトのために
他の手段として
フロールを出してくれる
カフェに行く方法があります。

銀閣寺近くの「ゴスペル」(水曜、木曜限定)や
烏丸三条の「IYEMON SALON」(15時以降、数量限定)の
ケーキセットで食べることができるのです。

そこで、お誕生日のYちゃんのお祝いを兼ねて
「IYEMON SALON」に行ってきました。

3時半くらいに到着しましたが
まだロールケーキの「ひとくちフロール」は
残っていました。
ラッキー さっそくほうじ茶とのセットを注文!!

コレです。

ひとくちフロール


予想以上に小さくてびっくりしました。
「ひとくちフロール」とありましたが
まことに正確なネーミングです。

やわらかーくてしっとりしててふわふわ。
確かにすっごい、美味しい。

でも一瞬で無くなってしまい
味の記憶も幻に……(笑)

これで1,000円です。

いやあ…なかなかよい体験をしました。
たぶんこんな贅沢、もうできないと思います…(笑)

とかいいつつ
大きいサイズも食べてみたいゾ……
という気持ちもするので
「ゴスペル」で再トライしてみようかと
思ってます。

ゴスペルのほうは紅茶かコーヒーがつくみたいなので
ほうじ茶よりはお得感があるかもです(笑)

今年初の甲子園

昨日は甲子園に行ってきました。

デーゲームだったので
「ぬくぬくの春風にほややんとしながら
選手たちが活躍するのをのんびり見学しよう……♪」
と、楽しみにしてたんですが
昨日は冬かと思うくらいの寒さ!!

一応あたたいめの格好はしていったのですが
膝掛け&カイロがあっても
ちょっと寒いくらいでした。
ナイターじゃなくてホントに良かったです。

おかげさまで
試合は無事に勝利!!


今回はジェット風船飛ばしてるとこを撮ろう!
と気合い入れてたんですが
数秒遅かった〜

飛んでいくジェット風船はすごく綺麗なのですが
落ちてくるジェット風船はなんだかだらしないですね。

風船





ひらやまなみさんの木版画

先日、安土の教林坊に行ったとき
近江八幡にある尾賀商店にも立ち寄りました。

築150年を数える古い町家に
カフェやお洋服屋さん
はんこやさんや、クラフトショップが
同居している楽しいお店です。

クラフトショップ「咲sacra楽」さんで
木版画作家さんのポストカードを買いました。
ひらやまなみさんという作家さんです。


さくら

ひらやまなみ



雨の日

ひらやまなみ2

木版画の味わいがなんともいえません〜

かわいいくて
優しくて
ほっとしますね。

大切な人に送ろうと思って買いましたが
結局使えなくなりそうです





ゆずりはの詩

父親が帯締め屋さんに勤めていた影響からか
小さな頃から工芸品が好きです。

手先が不器用なわたしにとって
職人さんは憧れの存在。
仕事でも職人さんや伝統工芸品の取材が
一番テンションがあがります(笑)

茶の湯や料亭、高級旅館の取材も
使われている器やインテリア、数寄屋建築などの
素晴らしい工芸品にたくさん出会えるので
やはり楽しいです。

清水焼に西陣織、友禅染めに京刺繍
京扇子に京うちわ、お香……
京都の素晴らしい伝統工芸品は
数えあげたらキリがありません。

全国津々浦々、工芸品天国の日本でも
やはり馴染んだ京都のものが好きなのですが
もうひとつ、ついつい気になるのが
東北の工芸品です。

南部鉄器、山ぶどうの籠、曲げわっぱ……
華やかな「京もの」と違って
東北の工芸品は
シンプルで素朴な美しさをたたえたものが
多いように思います。

それもそのはず。
御所のお膝元で高貴な人々を喜ばせるものづくりに
精進してきた京都の工芸と
厳しい自然と戦う暮らしのなかから
生みだされてきた東北の工芸は
生まれも育ちも別物ですものね。

わたしがそんな風に思うようになったのは
こちらの本がきっかけ。

「ゆずりはの詩」田中陽子/主婦と生活社

ゆずりは

これは青森で北東北の手仕事の品を扱う
「暮らしのクラフト ゆずりは」
の店主である田中さんのエッセイ。

ステキな工芸品が載っているのかな〜
と軽い気持ちで買ったのですが
実際は、厳しい東北という土地に生きる
年老いた作り手たちの人生の物語が綴られていて
とても感動したのでした。
大切にしている本です。

そして、先日偶然にも
この本の著者である
田中さんにお会いすることができました。

仕事帰りに何の気無しに
小さなギャラリーの前を通ると
「ゆずりは」の看板と
見覚えある美しい工芸品が。

「もしや…」と思って勇気を出して入ってみると
やはり「暮らしのクラフト ゆずりは」の企画展。
店主の田中さんも在廊されていました。

並んでいる工芸品はモダンなものが多くて
本当にステキなものばかりでした。
貴重なからむしのきもの地や
沖縄から伝わったという紅型染めの帯地なども
実物を初めてみることができました。

田中さんも本のままのお人柄で
商品の説明などから
北東北の工芸と作家さんや職人さんたちへの
熱い思いが伝わってきました。

それにしても
本を読んだときから行ってみたいと思っていた
青森の「ゆずりは」にこんな形でお邪魔できるとは…
本当にびっくりです。

せっかくなので、記念にひとつお買い物。
津軽の伝統的な刺繍
こぎん刺しのポーチを買いました。

ゆずりは2


藍染めに白など伝統的な作品もありましたが
ナチュラルで北欧っぽいこちらにしました。

青森は寒冷地なので木綿を作ることができず
麻を育て糸を作って平織りにして
着る物を作ったのだそう。
そんな麻の着物をより暖かくより丈夫にするため
女性たちは刺繍を施したのだそうです。

自分の気持ちを表現することなどできなかった時代に
家族のために美しい刺繍を刺すのは
とても癒される喜びの時間だったろうな……
わたしも刺繍が好きなのでそう思います。

これもきっと東北の女性が刺したものなのでしょうね。
大切に使いこんで行きたいです。











livedoor プロフィール
ギャラリー
  • 正式オープン!
  • ご無沙汰しております(涙)
  • 秋色アジサイ
  • 追いつめられています
  • 子どもの時間
  • 夏がはじまりました
  • 夏がはじまりました
  • 夏がはじまりました
  • 夏がはじまりました
記事検索
  • ライブドアブログ