smileys〜京都と宇治と〜

namiusaです。 ライターをしています。 京都のこと、手作りしたもの、読んだ本… 日々のつれづれを記しています。

2011年02月

岡崎神社のうさぎみくじ

土曜日は京菓子を食べた後で
もうひとつ神社に立ち寄りました。

岡崎神社です。

2-26北野-岡崎神社


丸太町通の東のはしに位置する小さな神社ですが
平安遷都のときにできたというからかなりの古株。
子授けの神様で知られています。

ここではウサギが神様の使者として大事にされていて
境内のあちこちにウサギがいます。

2-26北野-岡崎神社2


とても小さなマニアック神社なのですが
卯年の今年、大ブレイク。
わたしたち夫婦もお正月に訪れたのですが
ものスゴイ人だったのでお参りを諦めたんですよ〜

この日はさすがに人出も落ち着いてました。
年頭にはなんと売切れてしまったという
「うさぎみくじ」も入荷しており(笑)
無事に買えました。
たくさんいる中からダンナが選んだのはこのコ。
お腹に小さくたたんだおみくじが入ってました。

2-26うさぎみくじ

なんと「1番大吉」でした〜

2-26うさぎみくじ2

良いことがありそうです





大人の修学旅行

月曜提出のお仕事がまだ片付いていないのですが
「今日できることは明日やる主義」を貫いて
この土曜は思い切り遊んできました〜。

陽射しが暖かく良い天気だったので
まずは北野天満宮へ。
先週空振りした梅見物のリベンジです

五分咲きぐらいでしたが
とってもキレイで楽しめました〜。
春到来〜

2-26北野-梅2

2-26北野-梅


北野天満宮といえば神様のお使いである牛が有名ですね。
梅の季節は牛もなんだか嬉しそう……に見えます(笑)
ニヤリって感じ?

2-26北野-牛


わたしの好きな枝垂梅も満開。可愛いです

2-26北野-しだれ梅


外が白く真ん中が赤い、変わった梅も発見。

2-26北野-梅3


のんびり散策してお参りもしました。

2-26北野-本殿

今年も拝観自由な境内のみ見学(笑)
いつか有料の梅園にも行ってみたいものです。

さて。
散策の後のお楽しみはやっぱり甘いもんですよね。

この日は美味しい和菓子が食べたくなったので
鶴屋吉信さんの「菓遊茶屋」に行きました。

堀川今出川にある鶴屋吉信さんの2階は茶房になっていて
生菓子や抹茶が楽しめます。
なかでもカウンター数席は「菓遊茶屋」といって
目の前で職人さんがライブで生菓子を作ってくれるんです。


美しく見事な手さばきに惚れ惚れ〜♪

2-26北野-鶴屋

わたしは取材などで何度か
職人さんが作るところを見ていますが
ダンナは初体験。
「おお!」とか「こうやって作ってるんか〜!」
とかいいリアクションを見せておりました。
大人の修学旅行ですね〜。


「桃李」という銘のきんとんをいただきました。
春らしい色合いです

2-26北野-鶴屋2


作り立てはホントに柔らかくてしっとりしてて
あんこの風味も新鮮。
やっぱり出来立ては美味しいです♪

店内はとても空いていて静かで
すごくゆったりしたひと時が過ごせました。
見事な工芸菓子も鑑賞。
これぜんぶお菓子でできてるんですよ〜。
素晴らしい〜。

2-26北野-鶴屋3

職人さんの手際に感動し
春らしい姿を愛で、風味を味わい
五感をフルに使って楽しんだので
お店を出るときは
美術館にでも行ったみたいな満ち足りた気持ちになりました。
やっぱり京菓子はアートですね。

ふううー贅沢、贅沢。



居酒屋Night

今週は家から一歩も外に出ず
起きている間のほとんどを原稿書きに費やし
ずーっとパソコンをしておりました(涙)

ダンナはダンナで忙しく
帰ってくるのは毎晩日付が変わってから。
有給を取っていた金曜も結局出勤になり
朝からぶーぶー文句言いながら会社に行きました。

ホントは夫婦で
「有給取った金曜に、どっか一泊旅行行っとく?」
なんてちょっと浮かれてたんですけどね〜
残念

そんなワケで
「金曜はせめて夜だけでも遊ばねば納得がイカン!」
と夫婦の意見が一致しまして(笑)
ノー残業で帰ってきたダンナと近所の居酒屋さんへ。

居酒屋らしい居酒屋はチョー久しぶりだったので
テンションあがりました〜

25居酒屋1

25居酒屋2


焼き鶏、串揚げガッツリいただきました
お酒飲めないのでジュースでしたが
すごく楽しくなってきて(笑)
まさに気分は「サラリーマンの憩いのひととき」。
(やっぱりオヤジ化してますね)

さらに終わってから日帰り温泉にも繰り出し
のんびりお風呂に浸かって
マッサージ屋さんに
首、肩、肩甲骨をマッサージしてもらってきました。

至福〜

マッサージのお姉さんには
「めちゃめちゃ凝ってますーー!! ヒドい状態ですよ!!」
と、びっくりされました。
そりゃあんな生活してたらなあ…
もうちょっと運動しないとヤバイです……

滅多に食べない揚げ物を食べ過ぎて
胸焼けが残りましたが(笑)
気分はすっきり晴れ晴れ

週末夜のフルコース
堪能いたしました。
くせになりそうです




今日のお花 3

お買い得だった薔薇をゲットしました。
すでに開きかけだったので特売してたんです

ヒペリカムと合わせてみました。

2-21花・薔薇

この花びらの風合い
深い色合い……本当にきれいです。
やっぱり薔薇、好きだなあ……。
ヒペリカムも好きです。

長持ちするよう寒い玄関に飾りました。


ヒペリカムが余ったんで
こまごま活けてリビングに飾りました。

2-21花・ヒペリカム1

2-21花・ヒペリカム2

「花のある暮らし」今んとこ好調です

最近腹がたったこと

先月、ワイドショーをちらっと見ると
就職がまだ決まってなくて
悲壮な顔をして就職活動をしている学生さんたちを
特集していました。

ホントに学生さんたちは
気の毒なほどくたびれ果てていて
みんな深刻な表情をしてうつむいていて。
企業の説明担当者が
「そんな暗い顔をしてたら受かるものも受かりませんよ!」
と思わず注意しておりました。
彼らを見てて心配になっちゃったんだろう……わかる。

就職が決まらないのは
学生さんたちの志望が大手企業に集中するからで
中小企業ではまだまだニーズがあるらしい。
また、去年の不況で就職できなかった先輩たちがいて
ライバルが多いのも
今年の就職活動を困難にしているのだとか。

60代以上と思われるコメンテーターたちは
「もっと視野を広げろ」とか
「いいとこ受かってもすぐやめるクセに」とか
「わたしは一度も大手で働いたことなんて無い」
など、口々に学生を批判しておりました。

なんかそれ見てて、すごく腹が立ちました。

どうして平然と学生のせいにしちゃえるんだろう。
こんな社会を作ったのはわたしたち大人なのに。
まず最初に「こんな社会にしてゴメン」
って、何故思わないんだろうか。

物心つかない小さな頃から塾に通わせて
「大手企業に入れば安泰」
ってこの子たちに教え込んできたのは
大人でしょうよ。

一度、ラインから外れたら
あとは派遣労働しかできないような
社会を作ってきたのも大人でしょう。

なかなか経済が復活できなくて
政治も無茶苦茶で
それをただ見てるしかできてないのも
わたしたち大人。

学生には何の責任も罪もないのに 
どうして学生個人のせいにしちゃえるの?

地方に住む一介の主婦であるわたしでさえ
大人として「こんな社会にしてゴメン」って思うのにさーー。


内田樹先生のブログを見てたら
同じようなことで企業に対して怒ってはって
すごく嬉しくなりました。

内田先生は企業の姿勢について
「企業が、高いスペックの既製品(←学生のことです)
を望んでて、未加工の素材を受け容れて
それを育て上げて行こうとしていない」
とおっしゃってます。

「現代の若者を取り巻く劣悪な雇用状況の原因はここにある。
非力で無能な若者たちを育てるのは社会全体の責任だという
考え方がここにはない。
若者の社会的未成熟は自己責任であり
それゆえ就活でさんざん苦しまなければならないという
一見合理的な発想の根本にあるのは
企業の社会的責任の放棄である。」


溜飲がさがりました。

企業だけでなく
世の中がこの状態を「当たり前」と受け止めているのも
良くないと思う。
その代表があのコメンテーターたちなんだろう。

結局現実的な対処としては
「無力で無能な自分をじっくり育ててくれる企業を探せ」
って、自己責任論に回帰しちゃうんだけどね……

わたしはあのコメンテーターたちから
まず最初に
「これは社会の責任である」
ということを言って欲しかったんだな……
と内田先生のブログを読んでわかりました。

せめて何度でもやり直すことが
簡単にできる社会であったなら
学生たちだって最初の就職先を
もっと気楽に探せるだろうし
大人だって心の病の人が減るのになあ……。


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