smileys〜京都と宇治と〜

namiusaです。 ライターをしています。 京都のこと、手作りしたもの、読んだ本… 日々のつれづれを記しています。

2015年07月

子どもの時間

先日両親が夏野菜のおすそ分けを届けてくれました。

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そろそろ主婦歴15年になりますが、最近とみに「母のごはんが一番おいしいなあ」と思います。
たんなるバゲットも母に切ってもらっほうが美味しいです。毎日ごはんつくってもらいたい…。

数日後、電話で話してたら、キッチンの棚が散らかっていたことを指摘されました。はい、おっしゃるとおり(^_^;)
掃除もして欲しい〜〜。

夏がはじまりました

この3連休もミッチリ仕事で、またまた宇治通い。
少し早めについたので宇治橋から上流を眺めました。
んー。暑いけど風があっていい感じ。
雲ひとつない青空でした。

20夏空

帰り道は駅から家まで、夏の花をチェック。
暑いけど、夏は夏できれいなものがたくさんあるんだなあ……
と気づきました。

20夏花2

20夏花1

夏花3

さて引き続き夜も仕事です。


今月をさいごに、7年間通った料理教室を辞めました。

ここ2年くらい仕事が忙しくなってしまい
ただでさえ休みがちだったのですが
仕事はもちろん
西陣織の職人さんたちとの活動も盛んになってきて
いよいよ通うのが難しくなってしまいました。

もろもろ落ち着くまで長期でお休みをいただこうかとも迷ったのですが
今抱えてる仕事や活動のすべてが一息つくのはどう考えても来年の春。
その頃には今度は顎の手術もありそうです。

とても残念で悲しかったけれど
これ以上先生にご迷惑かけるのも心苦しいので
思い切ってあきらめることにしました。

「また来れるときがあったら電話していらっしゃい」
と優しく言っていただきました(涙)

いつか先生にまたお会いできますように。
やるべきことをすべて達成して
色んなことの道筋ができたら
また復帰できるといいなあ……。

そうなれるように、とにかく目の前のことをやりきろうと思います。


山伏山の粽

今年はもう無理かと思いましたが
台風が来る前にと
15日に少しだけ祇園祭を見てきました。

バタバタしてたのもあり事前の予習も何もないまま
例年の調子で御池通の北側に車をとめて
新町通に向かったところ

衝撃!! なんと、まっっっっ暗!!!
そうなんです……祇園祭は去年から後祭が復活して
17日と24日に別れたんです。
そして、いつも歩く新町通は後祭のエリアだったのです。

長年京都の取材をしててそれなりに勉強もしているし
毎年祇園祭も見に行っているのに……
去年は注意してちゃんと南側を見物したのに……
何たる不覚。
いや、こういうウッカリってやっぱ老化なのかねえ……

とりあえず気持を落ち着かせ、立て直すために
露店が並ぶ烏丸通に出てたこ焼きを食べました(笑)

そしてあらためて、函谷鉾や月鉾、菊水鉾を見て回りました。
小雨が降ってきましたが、お囃子もやっていて感激。
「ああ…これ聞くと『祇園祭や!
って思うなあ……」
とダンナが呟きました。
神戸出身、歴史にも古美術にも全く興味がない理系オヤジも
20年近く祇園祭に通っていると
こういう感慨が出てくるようになるんだなあ……。
やっぱり環境って大事やな!
と変なところで感心しました。

最後に立ち寄った山伏山では
会所の奥で
厄除の茅の輪をくぐらせていただき
ご神体にお参りしました。

そして粽を買いました。

15山伏山ちまき

小さな茅の輪や御守、錦の裂地もちょこっとあしらわれていて
なんだか嬉しいです。
紙袋のデザインもおしゃれ。
「どんな厄もばっちり払ってくれるでー」
と会所のおじさまが太鼓判を押してくれました。

山伏山は大峰山に修行に入られた浄蔵貴所の姿をご神体にしているそうです。
この浄蔵さん
八坂の塔が傾いたのを祈祷で元に戻したり(!)
亡くなった実父を祈祷して生き返らせたり(!!)
したそう。
「霊力ハンパねえ……!
!!」と、夫婦でうなりました。

山伏山をじっくり拝見したのは今年が初めて。
こういう出会いがいただけたのも
新町通が後祭になったおかげです。

後祭は仕事の都合で見学できそうもありませんので
今年の祇園祭はこれで終わりかなあ……
来年からはもっと知らない山鉾も尋ねてみようと思いました。
 

新たなる挑戦

火曜日は雨のなか、大阪までとある幼稚園に行ってきました。

ここの幼児教育はある種独特なのですが
子どもたちが素晴らしく成長するために
小学校のお受験を考える親御さんに大人気。
募集は3日で締切となり
面接試験で3分の1ほど落ちるそうです。

伺う前に預かった資料を拝読していると
子どもたちが作った新聞が掲載されていて
その知的レベルの高さに驚きました。
作文がとても上手で小学生みたい。
内容もとても面白いんです。

実際に園の様子を拝見して
さらに腰を抜かしました。

子どもたちは何もみずに般若心境を唱え(仏教系の幼稚園なのです)
静かに瞑想もしています。

百人一首、石川啄木の詩、小林一茶の俳句を何もみずに大声でそらんじて
四字熟語もふりがななしで読み
難しい熟語の反対語を反射的に即答していました。
合間に先生のピアノにあわせて大声で歌もいます。

手遊びとかじゃなく
子どもむけの歌でもない
大人が酔いしれる美しい言葉に幼稚園から触れて身につけている。

これは意味を理解することが大事なのではなく
美しい言葉を身体に入れることが狙いなのだそう。
それが知能の発達の基礎となり
成長に大きく影響するのだそうです。

もちろん頭だけでなく、身体が健やかなのも大事。
朝一番は全員でサーキットをしてて
高い跳び箱を飛んだり鉄棒をしたり元気いっぱい走り回ってました。

知能、身体、精神。
すべてが整うようなメソッドが確立されているように思いました。
これらが子どもたちの太い根となり幹となり、強く賢く健やかに生きていける大切な基礎となる。

そして、子どもたちのポテンシャルにも改めて感動しました。
この子たちなら、あの新聞くらい書けるだろう……。

わたしはここ数年大学案内の仕事が多く
幼児教育の学生さんや卒業生たちを取材するため
けっこうたくさんの幼稚園や保育園に伺っているのですが
園によって教育方針がびっくりするほどバラバラなんです。
学校じゃないから決められた教育の課程がない。
幼稚園とは、私塾なのだなあ……
改めて実感しました。

どこかの保育園の先生が
「子どもたちはのびのび遊ぶなかから大切なことを学ぶのに、そんな小さな頃から椅子に座らせて勉強させるなんておかしい!」
おっしゃっていました。
保育園は保育の場であり教育はしませんのでそういう意見になるのです。その真逆の極地がこの幼稚園かも知れません。

でも。勉強じゃない、あれは。
受験のための暗記じゃない。
だったら何なのだろう。
どちらかというと修業に近いかも知れない。

そう思っていたら
園長先生が「守破離」という日本古来の学びについてお話くださいました。
この「守破離」については内田樹先生や白州正子さんの本で読んだことがあり
「ああ、なるほど……」と納得しました。


武道、剣道、柔道、合気道から茶道まで
「道」といわれる修行は全部そうで
はじめに型があり、ひたすらそれを真似て、真似て、真似て、真似て、身体にいれて学んでいく(守)。
それをずっと続けているうちに、確固たる基礎が完成され、あるとき自分の世界を開くことができる(破)。
そこを極めつくし辿り着ける彼方が(離)といったところでしょうか。
終わりのない生涯をかけた修業の世界の話でもあり
ここの幼稚園はそうした日本古来の学びを取りいれているのです。

前の日は陶芸家の先生から、ロクロについて同じようなお話をうかがったばかりでもありました。
道のつくもの以外も実は同じかも知れません。
能もダンスも、野球やサッカーも。
そしてそれは文章にも通じることで
わたし自身が長い仕事人生のなかで身をもって実感していることでもあります。

なるほどなあ……
だが、しかし……
これはひたすら修練する「守」を続けていくうちに
やっと自分なりの世界が見えて、ぼんやり「破」について
「こういうことなのかなあ…?」と思えるもので
どれだけ言葉を尽くしても、体感がないと理解は難しいと思うのです。

園としては、単なるお受験のための幼稚園ではなく
こうした人を
育てる根本にこだわった園であることを発信したいわけですが……ここまでをちゃんと理解できる人ってそうそういないよねえ……。

深い……!すごい……!!
と、感動しつつ、でも思わず
「これは……………もう分かる人だけでええんちゃいます?」
とぽろっと言ってしまいました。

園長大爆笑。
そしてわたしははっと自分の立場を思い出し 
「あっ、それをわかりやすく伝えるのがわたしの仕事でした、すみませんっっ!」
と平謝り(笑)

ありえん……我ながら。

でも何故か園長先生はそんなわたしに怒ることなく
むしろえらく喜んでくださり
本をたくさんプレゼントしてくださいました。
(優しい方で良かったです……)

実はいま、別の仕事で本を一冊聞き書きしており
それにものすごくパワーがかかるので
この幼稚園のお話がきたとき正直受けるか迷ったのですが……
大好きで信頼できる方が声をかけてくださったし普通の幼稚園の案内だと思っていたので
何とかなるかな、と思って引き受けたのです。

しかしそんな簡単な話では全くありませんでした。
量はともかく、内容が深すぎる……。
上っ面ではなく、どこまで核心に迫り、読者に届けられるか。

うわおー。
今仕事2つしかしてないけど
どっちも自分の限界に挑戦!という感じです。
シビレル夏なりそうだわ。
頑張ろう。

「世の中で一番楽しく立派なことは、一生涯を貫く仕事を持つことです」
園の子どもたちが大声で暗唱していた
福沢諭吉センセイの言葉を糧に乗り切ろうと思います。

宇治の風景

ここのところ仕事でしょっちゅう宇治に通っています。
宇治川のほとりをてくてく歩いて取材先へ。

25宇治

宇治の風景が大好きです。
晴れの日も、雨の日も、どっちも美しいと思う。

今からちょっと相当頑張らないといけない仕事が始まります。
一人ブラック企業をまた開店せねば。
相当ムリムリなスケジュールなのですが
頑張るしかありません。
友人との約束もしばらく我慢して
最低限の外出に留めて書きまくらねば……!!!!

まだ何もやってないのにめちゃめちゃ肩が凝っているのは
相当力が入っているからなのでしょう。

ここ数年、大学教授やら社長さんやら自治体の首長さんやらを取材することがけっこう増えてきて、たいがいのことではビビらなくなっておりましたが……
このスリルと緊張感。久しぶりです。

やるしかありませんので、頑張りまっす。

 
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