九州から帰って、土日は京都観光をしました。

Tchierisuさんとねこぽけさんは
九州に続き、京都旅行というわけです。

まずは錦でお買い物してから
わたしが通う北欧刺繍教室の作品展を見学。
ちょうどフランスをこよなく愛する
doucement さんが会場におられて
Tchierisuさんと引き合わせることができました。

それからうちのダンナと合流し
まずは三門の内部を特別公開している知恩院へ。

11-12知恩院

この大きな知恩院さんの三門の上には
たくさんの仏像が安置されていて
壁や天井は、全面絵画で彩られているんです。

東福寺とか大徳寺の山門も同じなのですが
何しろここはスケールが違います。
大きさと迫力はやはりココが一番だなあ…と思います。

特別公開も滅多に行われないので
今日見学できるのはかなりラッキー。
というわけで、三門だけを見学しました。

次はわたしが大好きなお寺
大徳寺の高桐院へ。

11-12高桐院

大徳寺の本山は非公開なのですが
塔頭である高桐院は常時公開しています。

入り口にお土産物屋さんができたりと
観光業へとシフトしがちなお寺が多いなか
高桐院はそうした俗な空気が一切無く
静かなお寺の佇まいと
美しいお庭をゆっくり見学できるところが
素晴らしいと思います。

このエントランスの美しさも大好き。

12高桐院5


茶人として知られた細川三斎が建立しただけあり
寺のすみずみにまで行き渡った
美意識を感じます。

11-12高桐院2

11-12高桐院3

12高桐院4

お庭を眺めながら抹茶をいただいたりして
長い時間、ゆっくり見学させていただきました。

大徳寺に来たならやはり立ち寄りたいのは
近くの今宮神社参道にある「あぶり餅」。

きな粉をつけて炭火であぶった餅を
白味噌のタレにつけたお菓子です。

白味噌好きのわたしはコレが大好物。
友達を京都案内するときは必ず
コースに組み込みます(笑)

参道を挟んで
「かざり屋」さんと「一和」さんがありますが
ダンナが吸い寄せられていって
「かざり屋」さんに決まりました。

12あぶり餅1

11-12あぶり餅2

Tchierisuさんやねこぽけさんも気にって下さったみたいで
良かった良かった。
んーーー、写真見たらまた食べたくなってしまいました。

さらに大徳寺駐車場のお向かいにある和小物の店
「おはりばこ」でお土産を見てから
丸太町にあるお蕎麦屋さん「河道屋養老」へ。

お蕎麦のだしでいただく「養老鍋」をいただきました。
湯葉や生麩、九条ネギなど
京都名物が一度に味わえるお鍋です。

11-12養老鍋

関東出身のお二人にとって
緑のネギは珍しいと聞いて
もうびっくりでした~。

さらにわたしの大好きなお洒落本屋「恵文社」へお連れして
この日は終了しました。


翌日は、Tchierisuさんのフランスでのお友達で
今は日本で暮らしているYさんがさらに参加してくれて
(Yさんの実家は京都で、ウチの近所なのです)
Yさん、Tchierisuさん、ねこぽけさん、わたし、ダンナの5人で
大原三千院へ行きました。

やはりここの庭園はいつ来ても癒されますね~。

11-12三千院1

苔に埋もれている石仏が愛らしいです~。

11-12三千院2

紅葉している木も見つけました。

11-12三千院3

ゆっくり見学した後は
となりの勝林院と、額縁庭園が見事な宝泉院へ。
宝泉院では
またまたお抹茶をいただきお庭を眺めました。

Tchierisuさんは
宝泉院へはもう5回目の訪問になるのだそう。
すごくご縁のあるお寺なんでしょうね。

素晴らしい額縁庭園の写真、撮り忘れました

そのかわり、庭園の入り口にあった
立派な松の写真を撮りました。
近江富士の形をしているんだそうです。

あんまり立派なんでダンナも見とれておりました~(笑)


11-12宝泉院

夕食はとあるおばんざい屋さんへ。

ここでは風変わりな店員さんの態度に
唖然とするばかりで
写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)
ご飯は美味しかったのに……残念です

前訪れたときは感じよかったんですが
お店の印象ががらっと変わってしまいました。
やっぱり人って重要なんだなあ……。

そして、ねこぽけさんが横須賀へ帰るのを
皆で、新幹線の駅までお見送りに行きました。

ずっと濃密な旅をご一緒してたので
なんだかすごく寂しかったです。

ねこぽけさん、また遊びましょうね~!!
またダンナ様と京都へもいらして下さいね!!