相変わらず、昼も夜も土日も仕事です……
一人ブラック企業絶好調。

この3連休も、イブもクリスマスも毎日原稿書き。
イブには取材も入ってます。

それどころか、正月休み明けまでノンストップ。
三ヶ日だけは何とか休めそうです。

待ったなしの状態が2ケ月続くとかなりキツいです……。
クオリティは落ちるし、スピードも遅くなるし
納期を間違うなどのミスも連発。

各クライアントにまんべんなく迷惑をかけており
「あ……これはキャパオーバーだな」
と先週ぐらいに気づきました(遅ッ)。

そんななか、山盛りの仕事を放り出し1日休んで
映画に行ってまいりました。

『世界一美しい本を作る男 〜シュタイデルとの旅〜』

シュタイデル

良かったです。

昔から印刷の仕上がりに一喜一憂してきた身からすると
シュタイデルさんの本づくりは理想の姿。
自社に印刷工場があり
校正ではなく試し刷りでチェックできるなんて
本をつくるアーティストにとっては夢のような環境です。

一般の印刷が既製服なら
シュタイデル社の印刷は自分の理想をパーフェクトに形にできる
オーダーメイドの洋服なんだろなあ……。

アーティストの想いをくんで
的確にアドバイスしていくシュタイデルさんは
めっちゃカッコいい仕事人でした。

インクと紙の匂いをかぎ
ページを撫でさするような本好きにとって
たまらない映画でした。


ふーーー。
ちょっと元気でました。

京都ではみなみ会館で27日までの上映。
ご興味あるかたは、お急ぎやすー。