今日は20代からの友人であるプロデューサーと
代理店で打ち合わせ。

詳しいことは書けないけど
社会の仕組みをまたひとつお勉強しました……
よい経験になりました。

どこの業界でも
上手に儲かる仕組みをつくったり
政治的にうまく立ち回る人たちがいて
そういう人たちがクライアントをがっつり囲い込んで儲けている。
大きな企業であればあるほど
この仕組みが多いように思います。

そういう人たちは
よいモノをつくることより
自分とクライアントの関係を壊さないことに力を注ぎがちで
制作物のクオリティは二の次になる。
そしてわたしたち制作側は
大企業の仕事になればなるほど
こういうマネーゲームがからんだ
政治的思惑に振り回され、翻弄されるのです。
このパターン、何度も経験しています。

世の中そういうもんだと
割り切って流せれば良いのだけれど
わたしも友人も
「いいものが作りたい」
「面白いことがしたい」
というのが一番大事な人間なので 
どうにも、やり切れません。

いい年をして
この業界に20年以上も関わってきて
「何青くさいこと言ってんだ」
ってことなんだろうけど。
だけど、モノ作りする人間が
その気持ちを失ったらオワリだとも思う。

友人は自分一人とはいえ会社を立ち上げているし
家族も養っているし
モノ作りはするけど、経営者でもあり、営業でもあるので
わたしよりも余計、悩みが多く深い。

去年の秋くらいから仕事の方向性で迷っており
何だか元気も失っているので
今日はしっかり話を聞くことにして
お昼ごはん、お茶とはしごして
延々3時間、語り合いました。

クリエイティブのこと、仕事のこと、営業のことなど話してるうちに
何故か人間性の話にまで及び
エキサイトしてきた友人に
「自分では普通の人間と思ってるかも知れんけど
 お前も相当変わってるぞ!」
と指さされる始末(笑)

うすうす自覚してたとはいえ
旧友(しかも一応異性)に指さしてズバリ言われると、ちょっと傷つく…… 
てか、心配して親身に話し相手になってあげてるのに、何よソレ 

わたしは自分の魂が美しい、正しいと感じる道を選ぶだけ。
自分の心をノックするものを愛するだけ。
人なんてどうでもいい。
「普通」かどうかなんて、一切興味ない。
「変わったヤツ」で結構です!!

……ま。おっしゃる通りってことやな〜……ははは……。

だから何を企画してもマニアックなってしまい
キャッチーさに欠けるんやろかねえ……
はーーーー。

友人と別れた後
今度はこれまた10年以上つきあいのある
ディレクターのあまりのだらしなさに
ついに堪忍袋の緒が切れまして。
怒りのメールを送った後
かかってきたフォローの電話にガミガミお説教。
10年間ガマンしてきたけど、今日ついに切れてしまいました。

本気で怒ったらすぐ対処しはりました。
最初っからちゃんとやれよ
結局なめられてるんだよなあ……腹立つ〜〜。

やれやれ……まったく何て日だ。