smileys〜京都と宇治と〜

namiusaです。 ライターをしています。 京都のこと、手作りしたもの、読んだ本… 日々のつれづれを記しています。

本と映画

ゆとりの時間

昨日は免許の更新へ行ってきました。

わたしは車の運転が超絶ヘタで
しょっちゅう車をこすってしまうため
ここ数年全く運転をしておりません。
したがって、今回ももちろんゴールド免許。

ゴールドの講習は30分で済む軽いものなのですが
順番の関係で一番前の真ん中の席になってしまい
講習の間中、先生に当てられまくってしまいました(汗)
久しぶりに学生気分を味わいました。

 そして今日は矯正の歯医者さんへ。
治療に時間がかかってしまい半日潰れてしまいました。
明日は取材に行く前に
切れたままになっている
パスポートの取得申請にも行きたいなあ……。

他にも忙しくなる前に
手紙を書いたり、友人に物を送ったり 
新しいパソコンとスマホの勉強をしたり
春物をクリーニングに出したりしたい……!! 

……と、思っていたら
ドカドカドカっと立て続けに仕事が舞い込んで
いっきに忙しくなってしまいました。
ゆとりの時間、一瞬でした(涙)
が、がんばります。

今日読了した本は
人間国宝・末廣力三先生(故人)の著作
『郡上紬に生きる


2本

先生の激動の人生と織物への深い思い
仕事への情熱が綴られています。
織物のことを語っているけれど
物をつくることや創作することすべてに通じるものがあり、
胸を打たれました。
ええ本や……。

「いとへんuniverse」の仲間である職人さんたちに貸し出してあげようと思います。
(そういえばこないだ「人間国宝めざしちゃえ!」と発言し「簡単にいうな!」と怒られたばかりです……笑)


「風はどんな色?」

先日、ネット上でひとめぼれして
絵本を買いました。

高かった……

イキオイで申込みをしたあと
あらためて値段を知って、血の気が引いたという……(笑)
家中にある本のなかで一番高いかも知れないです。

いくら外国の本とはいえ
新刊本の絵本にそんな値段がつくとは
想像もしなかったんですよ……。

正直ちょっと凹んでたんですが
本が届いたらその気持はふっとびました。

絵も印刷もとてもすてきで素晴らしい本でした。
買って良かった!!!
宝物です


『de quelle couleur est le vent ?』

1絵本2

日本語で「風はどんな色?」
というタイトル。
目の見えない男の子が
年老いた犬や象や木や魚たちに、風の色を尋ねていくお話です。

1絵本4

絵がとてもとても魅力的です。

ここちよい風や草のにおい、陽のぬくもりや水の冷たさを
感じさせてくれるよう。
しかも、ページごとにコラージュっぽかったり
抽象画みたいだったりいろんな技法で表現されていて
見飽きることがありません。

それに何より、色が本当に本当にきれい……
本のなかに吸い込まれてしまいそうです。

めちゃめちゃ好き。

1絵本3

印刷にもいろいろ工夫がしてあり
デザイン的にもかなり凝っています。

つるつるした透明な塗料で印刷されている部分があったり
プツプツした突起があったり
布のような手触りの部分があったり。
視覚的にもとても面白いし
撫で触るのも楽しい。

このページは蜂が透明な塗料で印刷されています。

1絵本1

眺めている間中、わくわくどきどきしました。

もともとの絵やデザインが素晴らしいのはもちろん
発色の美しさや加工など
高い印刷技術が、このクオリティを支えています。

うん。贅沢です。
本当に素晴らしい作品でした。

しかも、輸入元のイラスト・ユーロさんが
日本語訳を別につけてくださってるので
物語の中身もじっくり味わうことができます。
嬉しいサービスですね。

ゆっくり、じっくり
眺めて触って読んで浸って……
何回も何回も楽しもうと思います。


『世界一美しい本を作る男』

相変わらず、昼も夜も土日も仕事です……
一人ブラック企業絶好調。

この3連休も、イブもクリスマスも毎日原稿書き。
イブには取材も入ってます。

それどころか、正月休み明けまでノンストップ。
三ヶ日だけは何とか休めそうです。

待ったなしの状態が2ケ月続くとかなりキツいです……。
クオリティは落ちるし、スピードも遅くなるし
納期を間違うなどのミスも連発。

各クライアントにまんべんなく迷惑をかけており
「あ……これはキャパオーバーだな」
と先週ぐらいに気づきました(遅ッ)。

そんななか、山盛りの仕事を放り出し1日休んで
映画に行ってまいりました。

『世界一美しい本を作る男 〜シュタイデルとの旅〜』

シュタイデル

良かったです。

昔から印刷の仕上がりに一喜一憂してきた身からすると
シュタイデルさんの本づくりは理想の姿。
自社に印刷工場があり
校正ではなく試し刷りでチェックできるなんて
本をつくるアーティストにとっては夢のような環境です。

一般の印刷が既製服なら
シュタイデル社の印刷は自分の理想をパーフェクトに形にできる
オーダーメイドの洋服なんだろなあ……。

アーティストの想いをくんで
的確にアドバイスしていくシュタイデルさんは
めっちゃカッコいい仕事人でした。

インクと紙の匂いをかぎ
ページを撫でさするような本好きにとって
たまらない映画でした。


ふーーー。
ちょっと元気でました。

京都ではみなみ会館で27日までの上映。
ご興味あるかたは、お急ぎやすー。





リサ・ラーソン作 Yonda?君

昨日、我が家にパンダがやってきました。

21リサラーソン

新潮文庫のYonda?CLUBでもらえる
リサ・ラーソン作Yonda君です。

このキャンペーンが始まっていらい
ボチボチと貯めてた応募券が100枚貯まったので
ゲットいたしました。

はい。恐ろしいことに自力で集めてます。
知らないあいだに
新潮文庫を100冊買っておったわけです。

「えーっと……結局いくら投資したのかしら?
 文庫本を1冊700円としたら…………な、70000円!?
 ひ〜〜〜
という感じ。

北欧好きとしては
ちょうどリサのパンダのときに
100枚貯まったのは嬉しい限りですが……

可愛いのかどうかが、ものすごく微妙です。
見れば見るほど……微妙です。









『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』

ずーっと読んでみたかった話題のインディーズ漫画が
7月31日に扶桑社から単行本で出たのでゲットしました。

8-19本

『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』

です。

表題作の他にも3編
「ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園」
「空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋」
「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画」
が収録されています。

全部ですね
「何ものかになりたい」
「自分は人と違う」
「有名になりたい」
という肥大した自意識を抱える
サブカル若者が主人公です……はい。

いやこれはもう……。

思春期からサブカルを愛好し
長年このギョーカイで働きつつも
もうひとつぱっとしないまま
ベテランと呼ばれる年になってしまったわたしにも
正直相当突き刺さる内容でありました


作者である渋谷直角さんもやはり業界の方なので
「全180ページのドンヨリ作であります!!!!」
「もう主観と客観がグルグルしちゃう感じといいますか、
 自分も一緒に串刺しになる感じ」
とブログでおっしゃってます。

はーー凹んだわ。ほんま。
ちっとも笑えなかった。

わたしは「自分は何ものでもない」ことを
割と早くに自覚したぶん
この漫画の登場人物ほどこじらせてはいない(と思いたい)けれど……

彼らと同じ要素がわたしのなかに全く無いわけではなく
ずっとそれと格闘しながら、ここまで来てしまったので……
そして今もまだ、もがいてばかりいるので……
いやまあ、こたえました(笑)

あーーーあと。
一番職業的に近い
「口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画」
ですが。

ここに出てくるこずるい業界人。
わたしが働き出したころの東京には似たような感じの人が
いないワケでは無かったけど(もちろん大嫌いでした)……
実際にまだいるのかなあ?
こんな薄っぺらい人って。

少なくとも今のわたしのまわりには
こんなヒドい人は皆無です。
関西だけでなく東京のクライアントも
みんな真摯に良い仕事をしている尊敬できる人ばかりです。

だから落ち込む必要はないんだけどねえ……
なんだろ、大学出てすぐ東京で働いていたときの
「イヤーな感じ」
が久しぶりに甦りました。

見た目は立派でそれなりの地位で活躍しつつも
中身が空っぽな人たちに
いつも違和感を感じていたのを
思い出したせいでしょう。

さらにいえば
あの頃はわたしのまわりはみんな
この漫画の主人公になれそうな
自意識肥大の若者ばかりだったことも思い出しました。
そして程度の差こそあれ
もちろんわたしも間違いなくその中の1人だったことも。

あいたたたた。
いやはや、問題作です……。


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